Kaivopuisto

カイヴォプイスト公園と
カフェ・ウルスラ

グリーンのトラムに乗って向かうのは南の岬、カイヴォプイスト公園〈Kaivopuisto/Well Park〉。フィンランド湾に面したヘルシンキ最古の公園には、丘の上の天文台や、マンネルヘイム博物館やシュネーウス美術館、船の帆のようなタープが目印のカフェ・ウルスラ〈Café Ursula〉があります。
芝生に寝転んで、岩場に腰掛けて、フィンランドの海を眺めるひととき。 カフェ・ウルスラのテラスで乾杯したら、ほら、あの映画の3人も隣でにっこりほほえんでいるよう。

2015 Photo & Text_Scandinavian fika.

Kaivopuisto

カイヴォプイスト公園

ヘルシンキ中央駅から3番トラムに乗って15分。カイヴォプイスト〈Kaivopuisto〉の駅で降りたら、海に向かって南へてくてく歩きます。
フィンランドの初夏の新緑は日を浴びて、そよ風が吹くたびにきらきら輝きます。黒のラブラドールをつれたブロンドの女性が木立の中を散歩するだけで、きらめく緑の中へすーっと吸いこまれゆくような、まぶしい光景。この広大な緑の公園が、生きものたちを輝かせているのかもしれません。
1904年にひらかれたウェルパーク (カイヴォプイスト公園/Kaivopuisto〉は、ヘルシンキで最も古い公園。フィンランドでも有数の歴史的都市公園です。
ゆったりした時間の中でバルト海を眺めながら、芝生に寝転んだり、岩場に腰掛けたり。潮風も心地よい、憩いの公園でひと休み。