Denmark Trip 11 3/7

デンマーク・デザインの歴史をひも解く

デンマーク・デザインは、昔からあるものにヒントを得て、新しいものを生み出すという伝統があるそうです。スカンジナビアン・デザインだけでなく、中国の王朝時代の家具や、16〜19世紀のルネッサンスからバロック、ロココ調へと移り変わっていったヨーロッパ家具、そして日本の工芸品も、デンマークの巨匠たちに大きな影響を与えたといわれています。以前、何かの雑誌に日本の「桶」や「わっぱ」が紹介されていて、つなぎ目のない和の工芸品を見て北欧の職人たちがびっくりしたというエピソードがつづられていました。伝統は国の歴史から生まれるものですが、カタチあるデザインは、人の歴史から生まれるものです。遠い北欧の家具に憧れ、不思議と親しみをおぼえるのも、そのルーツが自分たちの身近にあるからかもしれません。