Denmark Trip 15 5/10

自然とアートをつなぐ回廊

1958年から5回にわたって増築を重ねていったルイジアナ美術館。旧館から新館へ、中庭をぐるりと囲むように各展示フロアが回廊でつながっています。美しい景色に溶けこむガラス張りの回廊を歩いたら、不思議と日本の風情を感じました。ここは北欧なのに、お寺の縁側や渡り廊下を歩いているような気分。木と緑が、この回廊のように日本と北欧をつなげているんだなと思いました。地形に合わせて長く曲がりくねった回廊は地下まで続いていて、展示室の閉ざされた空間と、自然の開かれた景観が、絶妙なバランスで調和。アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti)のコレクションと展示空間も必見。池と柳の景色を切り取った背景のキャンバスは、彫刻のシルエットをより際立たせます。まるで、物語のワンシーンのよう。