20SEK(スウェーデン・クローナ)札の裏には、白いガチョウのモルテンにのって空を旅する小さな少年「ニルス」が描かれています。「ニルスのふしぎな旅(Nils Holgerssons underbara resa genom Sverige)」は、いじわるで親不孝もののニルスが、その罰として、妖精トムテに魔法をかけられ、体を小さくされてしまうところからはじまります。 手のひらほどの小人になったニルスは家を離れ、ガチョウやガンの群れといっしょにスウェーデン中を旅しながら、いろんな動物たちと仲良くなり、少しずつ大人になっていきます。「かわいい子には旅をさせろ」といいますが、悪い子ニルスが、人として成長していくこの物語を読むと、その意味がわかります。お母さん、かわいい子には童話を読ませましょう。