Sweden Trip 06 3/7

セルマ・ラーゲルレーヴ

1909年にスウェーデン人として初めて、また女性として初めてノーベル文学賞を受賞したセルマ・ラーゲルレーヴ(Selma Lagerlöf)は、あるとき、スウェーデン教育会から「子どもたちがスウェーデンの美しい自然と地理について楽しく学べる本」を書いてほしいと頼まれました。彼女は「教科書としてだけでなく、物語としても完成度の高いもの」をめざして書き上げたのが「ニルスのふしぎな旅」です。 ストックホルムで勉強をし、1885年から1895年まで女学校の先生として働いていたラーゲルレーヴは。「教育」も「文学」も同じ、親から子へ、子からまた子へと、「伝えてゆくもの、つむいでゆくもの」だと教えてくれました。