映画やアニメ、ミュージカルにもなっている「長くつ下のピッピ」。子どもたちの憧れの的だったピッピも、学校嫌いでお行儀が悪いことから、最初親たちからは「子供に読ませたくない本」として不人気だったとか。でも「遊んで、遊んで、遊びなさい」というリンドグレーンの強いメッセージが、子供たちのハートをつかんだのです。親たちは、ピッピの冒険に目を輝かせ、童話のようにいきいきと遊ぶわが子を見て、寛大になったのでしょう。森を大切にし、光をわけあい、自然の中でのびのび暮らすこと。楽しんで生きること。リンドグレーンは物語を通して、子供たちに明るい未来をしめしてくれたのです。