Denmark Trip 04 4/7

昔のままのヤコブセン・スイート

275室の客室の中で唯一改装をしていない、建築当時のままの606ルームは、今でもヤコブセンファンの宿泊客で予約がいっぱいになるそうです。606ルームの見学は無料ですが、運よく部屋が空いていなければ中を見せてもらうことができません。何度もホテルのボーイさんから「ソーリー。リトライ」と断られ、見学を諦めかけていたら、こちらの気持ちを察してくれてか、ベッドメイキングのあと、特別に6階に案内してくれました! 北欧デザインの聖地ともいえる憧れのアルネ・ヤコブセン・スウィート。彼は蘭が好きだったらしく、606ルームにも紫の蘭の花。案内してくれたイケメンのボーイさんも、とても親切に接してくれました。感激してパシャパシャ写真を撮っていたら、6階に宿泊していた日本人の家族が「ちょっとだけ見せてもらってもいいですか」と入ってきて、「どうぞどうぞ」と一緒に見学。若奥さんは「毎年ここに泊まっているけど、この部屋を見るのに4年もかかっちゃったね」と笑っていました。ああ、見れてよかった!