Denmark Trip 12 7/7

わが家の Yチェア

家のリビングダイニングには無垢の木のテーブルと、4つのYチェアがあります。10年前、家族4人の食卓に並んだ、はじめての北欧家具。最初に腰掛けたときは、それがデンマークの椅子だということも、ウェグナーの椅子だということも知りませんでした。
あれから毎日、座って、本読んで、ごはんを食べて、休みの日に体をあずけると、日に日に、この椅子が持つほんとうの素晴らしさが伝わってきました。使えば使うほど味が出てくるビーチ材と、紙のひもを編んだペーパーコードのシート。Yの字のフォルムの柔らかさが、もう、たまらなく愛らしい。なめらかな木の曲線を手でなぞるだけで、心が和みます。飼っていた猫がペーパーコードの上で爪を研ぐたびにひやひやし、シートにカバーをかけたことも。大切に大切に、親から子、子から孫へと、ずっとわが家に残しておきたいもの。「良いものを長く使う」こと。長く使うからこそ、わかってくること。デンマークから来た椅子が教えてくれたことは、はかりしれません。
このWEBサイトも、Yチェアに座って、コーヒーを飲みながら、のんびりつくりました。すてきな北欧時間をありがとう、Yチェア!