FINNAIR &
Helsinki Vantaa Airport
フィンエアーに乗って、
ヘルシンキ へ
ヨーロッパ最短最速。シベリア上空をまっすぐ飛行する最短ルートで、日本とヘルシンキを9時間半で結ぶフィンエアー〈FINNAIR〉。機体にマリメッコが塗装された〈marimekko for Finnair〉は、楽しい空の旅と、ときめくようなデザインで、私たちを北欧まで運んでくれます。
空から見ると、ほんとうに森と湖の国だとわかるフィンランド。
北欧の強い光が差し込むヘルシンキ・ヴァンター空港に到着したその時から、
いや、フィンエアーに乗ったあの瞬間から、フィンランドをめぐる旅はもう始まっていたのです。
2013 Photo & Text_Scandinavian fika.
FINNAIR & Helsinki Vantaa Airport
マリメッコのフィンエアー
日本とヨーロッパを最短最速で結ぶエアライン フィンエアー〈FINNAIR/フィンランド航空〉。ヘルシンキを経由して、北回りの最短ルートで欧州50都市以上をつなぎます。快適な空の旅を届けるフィンランド航空の魅力は、洗練されたデザインにもあります。案内やサービスの一つ一つが本当にわかりやすくて、はじめての旅行者でも安心。アメニティも、キャビンアテンダントのブラック&ホワイトの制服も素敵。
そして極めつけは、何といってもフィンエアーとマリメッコ〈marimekko〉のデザインコラボレーション!機体に「ウニッコ」の塗装を施した〈marimekko for Finnair〉は、機内のテーブルウェアもすべてマリメッコ! フィンランドの湖と景色を思わせる、やわらかなブルーとグリーンのカラー。カップにもペーパーナプキンにも、マイヤ・イソラとクリスティーナ・イソラのパターンが描かれていました。
シベリア上空をぬけ、夢の北欧へ。窓から見える紺碧の空。そして、心はマリメッコ色。
Marimekko for Finnair
Marimekko and Finnair started their design collaboration in 2012 when the first Finnair plane with a special Unikko livery was launched. Marimekko for Finnair textiles and tableware were brought to all of the Finnish airline’s aircrafts in 2013. The collection was designed according to the airline’s needs by Marimekko designer Sami Ruotsalainen, in original Marimekko patterns by Maija Isola. The blue, green and grey colours and the classic prints used in the collection tell the story of Finnish nature and recall the perspective of looking out from an aircraft window, flying high above the landscape.
©︎ Finnair
ヘルシンキ・ヴァンター空港
日本から約10時間。午後2時40分にフィンエアーが到着したのは、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港〈Helsinki Vantaa Airport〉。ハブ空港として設計されたヴァンター空港は、コンパクトで機能的につくられているため、ストックホルムやコペンハーゲンへの乗り継ぎもスムーズ。すべての到着・出発ゲートが同じフロアにあるから移動距離も短い。セキュリティコントロールと入国審査を合わせて、乗り継ぎ所要時間がなんと40分という驚きの早さ!
空港内はWi-Fiも使えるし、サインは日本語表記もあるし、日本人旅行者にはとってもやさしい。出国審査ゲートには日本人専用の「自動化ゲート」が導入されているから、ICパスポートをピッと読み取らせて、パシャッと顔認証したらOK。出国手続きも簡単スムーズ。初めてだったから、これには驚いた!
コペンハーゲン・カストラップ空港やストックホルム・アーランダ空港よりも、ずっとコンパクトなヘルシンキ・ヴァンター空港は、移動や手続きがスピーディーだから、そのぶんカフェやショッピングがゆっくり楽しめます。カフェでシナモンロールのプッラ〈Pulla〉をほおばったり、ストックマン〈Stockmann〉 でお買い物したり。
それからヴァンター空港には、世界最高と称されるフィンエアーラウンジがあるのだとか!北欧インテリアで揃えられたラウンジには、ワインバーやビュッフェ、プール、伝統的なフィンランドサウナや足湯まで完備。エーロ・アールニオ〈Eero Aarnio〉のボールチェア〈Ball Chair〉 にすっぽり体をあずけてリラックス……でも残念ながら、ラウンジを利用できるのは会員やビジネスクラスのお客さんのみ。ああ、いつかここで、最高のくつろぎを味わえたらなー(想像するのは自由です!)
ムーミンとアラビアとマリメッコ
空港内にはたくさんのショップが並んでいますが、やっぱり真っ先に飛び込んでしまうのはマリメッコとムーミンのショップ。ウニッコに舞い上がり、ニョロニョロにくぎづけです。ここで初めて「本当にフィンランドにやってきたんだー!」と実感します。急におみやげどうしようとそわそわして、「まずは自分へのご褒美が優先」とモードを切り替えます。
他にもサンタクロースのショップなど、これぞフィンランド!なグッズがいっぱい。
ほどよい広さの、こんなにもわかりやすい空港でも迷いに迷ってしまうのは、やっぱりショップの中。行ったり来たりもいいじゃない。夢のフィンランドに来たんだから。
【追記】ムーミンカフェ
2019年にヘルシンキ・ヴァンター空港内にムーミンカフェ〈MOOMIN COFFEE〉がオープンしました!かわいくてメルヘンなカフェで、ムーミンとスノークのおじょうさん、ミーとスナフキン、ニョロニョロたちがお出迎えしてくれるよ!
アラビアとイッタラがお目当てならストックマン〈Stockmann〉へ!この北欧最大のデパートはヘルシンキ中心街に本店があります。写真はアラビア・パラティッシ〈Paratiisi〉のパープルと、イッタラ・カステヘルミ 〈Kastehelmi〉のアップルグリーン。 日本より安いし、免税だし、限定のものもあるけど、買うのは悩みますねー。アラビアファクトリーのアウトレットショップもあるし。割れものだし。(※空港のショップは簡易包装みたいなので、プチプチを持って行った方がよい)
免税店では、おみやげにクラウドベリー(ホロムイイチゴ)のジャムを買いました。これがすっごくおいしかった! フィンランドではラッカと呼ばれる、北のラップランドで採れる金色のベリー。酸味よりも甘みが強くて、種のぷちぷちとした食感が好き。
あと、スウェーデンのリコリスで、ひじょーに苦い経験をしているので、もちろんサルミアッキは買いません!
フィンエアーシティバス
ヴァンター空港からヘルシンキ中央駅までのアクセスはフィンエアーシティバスがおすすめ。空港〜中央駅までは約30分(€6.9)。20分間隔で運行しています。
2013年のヘルシンキの旅は、ストックホルムから船のタリンク・シリアラインで入国したため、船が到着したオリンピア・ターミナルからホテルまではタクシーで移動しました。
ヘルシンキの街は思っていたよりもずっと都会で、道路脇に駐車した車の数や渋滞にびっくり。タクシードライバーの金髪の女性は、網の目のような細い道を猛スピードでくぐり抜けて近道を走り、中央駅前のホテルに到着。そして「アリガトウ」と一言。かっこよくて、しびれました。
【追記】リング・レイル・ライン
2015年7月にヘルシンキ・ヴァンター空港とヘルシンキ中央駅をつなぐHSL鉄道 リング・レイル・ライン〈Ring Rail Line〉が開通しました。
路線図がかわいいハート型の環状線。フィンエアーシティバスよりもお得でおすすめ。
空港〜ヘルシンキ中央駅までは約30分(€5.0)。10分間隔で運行しています。