Finlandia-talo
フィンランディアホール
ヘルシンキ中央駅から北へ。トーロ湾の畔にたたずむ「フィンランドのモダニズムの父」アルヴァ・アアルト〈Alvar Aalto〉の晩年の代表作、フィンランディアホール〈Finlandia-talo〉
2013 Photo & Text_Scandinavian fika.

Finlandia-talo
フィンランディアホール
天然の岩をくり抜いて造られたテンペリアウキオ教会〈Temppeliaukion kirkko〉から東へ歩いて5分。トーロ湾〈Töölönlahti〉とマンネルヘイム通りの間にたたずむアルヴァ・アアルトの晩年の代表作、フィンランディアホール〈Finlandia-talo〉。
1700人収容のコンサートホールと国際会議場を兼ねた白亜の文化施設は、1971年に完成。アアルトが手がけたヘルシンキ中心部の再開発計画で、唯一実現を見た建物だとか。杮落しではシベリウスの『フィンランディア』が演奏されたそうです。
外壁には表面がカーブした白大理石が貼られ、日差しが当たって影ができるとテクスチャのような模様がうっすらと浮かび上がります。




フィンランディアホールへはヘルシンキ中央駅から北へ歩いて15分くらい。
(4番、10番トラムに乗る場合は、フィンランド国立博物館〈Suomen kansallismuseo〉前の〈Kansallismuseo〉駅で降りてすぐ)
フィンランディアホール目の前に広がるトーロ湾の畔は心地よい散歩道になっていて、ジョギングやサイクリングしている人も多いです。散歩道を反時計回りにまわって、小屋のようなブルーの小さなカフェ〈Sinisen Huvilan Kahvila〉のテラスから、トーロ湾越しに見える白亜のフィンランディアホールが最高に美しい。

