北欧フィーカ|北欧で暮らす日本の女性たち。スウェーデンのおすすめサイト。|Scandinavian fika.

デンマーク・スウェーデン・フィンランド、北欧デザインの旅。

北欧で暮らす日本の女性たち。スウェーデンのおすすめサイト。

「北欧の暮らし」や「デザイン」が日本で注目されるようになった今、北欧旅行や北欧雑貨の買付けだけでなく、北欧留学や「北欧に住む、暮らす」ということにもきっと関心が集まっているはず。
ここでご紹介するのは、日本から北欧へ渡り、スウェーデンで生活されている方、北欧だけでなく海外を拠点にお仕事をされている方の私のお気に入りサイトです。

私たちが思い描く「海外生活」という憧れ以上に、日本を離れて暮らすことの難しさや、言葉や文化の違いなど大変なことがいっぱいあるはずなのに、日本の女性たちがこうも凛として見えるのはなぜでしょう?
『距離を置くと物事がよく見える』というけれど、もしかしたら、日本を飛び出したからこそ見えてきたもの、日本の素晴らしさを、改めて肌で感じたからかもしれません。

日々の「暮らし」と「生き方」を、もう一度考えてみるきっかけ。
「北欧」から見た「日本」が、今とてもあたらしい。

□写真左/ ストックホルム・ユールゴーデン島にあるローゼンダール・ガーデン・カフェ。

スウェーデンのキキ

「キキ」いえば、ガムラスタンを舞台にした『魔女の宅急便』の主人公を思い浮かべるけれど、「kiki」というのはスウェーデンのよくある女の子のあだ名。そして、このストックホルムにある「kiki」は、日本のすてきなものを取り扱うデザインショップ。「釜定」の南部鉄瓶や、「開花堂」の茶筒など、日本のプロダクトの見せ方に惚れ惚れします。

2011 update

日本のデザインを北欧から

かわいい北欧の手づくり品が日本の暮らしにすっと溶け込むように、シンプルな北欧デザインの中にも、日本の工芸品や陶器や染物はよく合います。「kiki」のお店はまるでアートラギャリーのように、「和」の美しさや、やわらかさを見事に表現しています。伝統ある日本の良いものが、北欧で生まれ変わったように光り輝いていることに感激。

2011 update

kiki グリーンティー

日本のフィーカといえばグリーンティー! ショップでは有機栽培の緑茶やほうじ茶、玄米茶なども販売しています。naoさんに「kiki」というお店の名前の意味を聞いてみたら、実は「聞き茶」とか「利き酒」とか、五感を澄まして物事を感じる感覚や、「嬉々」という日本語からとったそう。「キキ」という言葉の響きも、とてもきれい。

2011 update

「和」のワークショップ

北欧独特の色づかいや色合いは、日本の染物や和紙の色に通じるものがあります。「kiki」では日本の伝統文化やアート、デザインを紹介する展示会や、日本茶の楽しみ方、和紙や柿渋紙をつかった製本体験、手染の手ぬぐいで「包む」ラッピング教室など、ワークショップも開催しています。日本人の私たちとっても、日本の文化は神秘的。

2011 update

Japansk Designbutik KIKI

キキ

「kiki」のお店はストックホルムの地下鉄駅(T-bana) Medlborgar platsen駅と Skanstull駅の間にあり、徒歩15分くらい。ストックホルム観光の際におすすめ。
http://ki-ki.se/

Twitter @naonaok

naoko akechi

ストックホルムからいつも素敵な写真を届けてくれるnaoさん。Twitterでは日々の暮らしの中で北欧のショップやインテリアを紹介してくれます。dekorとして活動されています。
http://www.dekor.jp

スウェーデンのミッドサマー

スウェーデン探究サイトのMorotskaka<モロッツカーカ>には、『北欧フィーカ』と同じ2010年の北欧写真がのっていて、すごく親しみが持てました。まぶしいほどキラキラしたスウェーデンの夏。ミッドサマー(夏至祭)の風景は、映画『やかまし村の子供たち』の中でしか知らなかった私に、踊って祈ることの意味を教えてくれました。>> スウェーデンの夏至祭

2011 update

赤いおうちのサマーハウス

ストックホルム、ヨーテボリ、マルメなどの素敵な写真がつづられたアルバムの中に、これぞスウェーデン!という赤いおうちを発見! なんでも、監修者のSemlorは長年スウェーデン語を学んだ後、研修のため、ヨーテボリに半年滞在していたそうです。ここはストックホルムのお友達のサマーハウス。夏のあいだ、家族みんなで過ごします。
>> スウェーデンのフォトギャラリー

2011 update

幸せを呼ぶダーラナへスト

幸運を呼ぶ馬、Dalahast(ダーラナへスト)。ダーラナ地方の伝統的な手工芸品です。写真のダーラナへストは、よく見る模様とは違ってデザインが素敵。それから、スウェーデンの夏の風物詩「ザリガニ・パーティー」の写真も印象的でした。8月になると「ザリガニ解禁!」で盛り上がるみたいだけど、その様子がなんだかちょっと可笑しい。
>> ザリガニ・パーティー

2011 update

世界へのトビラ

「モロッツカーカ」がとっても興味深いのは、海外旅行や海外生活を考えている人たちに役立つ情報をわかりやすく紹介してくれているということ。世界に飛び出す20代・30代の日本人がもっともっと増えていくことを願ってつくられた応援サイト。管理人さんも学校卒業後に海外に挑戦。経験を活かしたふたりの小さな試みが、いずれ誰かのトビラをひらくかもしれません。

2011 update

Morotskaka

モロッツカーカ

ちょっとマニアックなスウェーデン探究&紹介&応援サイト<モロッツカーカ>。「Morotskaka」とはスウェーデンのニンジンケーキのこと。
Twitter @Morotskaka_net
http://morotskaka.net

※このサイトの情報について

WEBサイトの情報は 2010年と2013年夏のものです。もしかしたら、もう情報が変わってしまったものや、誤りがあるかもしれません。間違いを見つけた時は、どうかあたたかい目で、こっそり正解を教えてください。みなさまのご協力をお願いします。

Tack!!

Twitterを通して、私の勝手なお願いを叶えてれた「kiki」さん、「Morotskaka」さん、本当にありがとうございました! まだまだご紹介しきれなかった良いものがたくさんあります。詳しくは、みなさんのサイトやブログをご覧ください。(2011年)