空の水色と黄色の十字架の国旗がかわいいスウェーデン(Sweden)。スカンジナビアでいちばん大きなこの国の半分は、自然のまま森林でおおわれています。
日本でも人気の IKEA(イケア)やH&M 、木のぬくもりある北欧雑貨や、ダーラナホース(Dalahäst)……そんな、スウェーデンをイメージするどんなものよりも、この国はナチュラルで美しい。
青い空と湖と、みどりの島々。人びとの佇まいや、暮らし、生き方、自然との関わり方……すべてがうっとりするほど魅力的で、かっこいい。
森へ帰る子供ように、忘れかけていたものを見つけにゆきます。
世界でいちばん美しい水の都、ストックホルムを訪ねて。
□写真左/ ストックホルム発祥の地、ガムラ・スタン(Gamla Stan)の石畳の小路
スウェーデン王国
総面積は約45万平方キロ。スカンジナビア最大の国。スカンジナビア半島の東側を占め、北東はフィンランド、北西はノルウェー、南西はデンマーク、東はボスニア湾とバルト海に面しています。国土の半分が自然のままの森林におおわれており、約9万もの湖沼があります。
>> スウェーデン王国について
◇首都= ストックホルム(Stockholm)
>> スウェーデン・ストックホルム 地図
ことば
公用語はスウェーデン語ですが、みんな英語も話せます。
時差
日本との時差はマイナス 8時間。サマータイムのときはマイナス 7時間。
ストックホルム 夏の平均気温(℃)
5月 / 10.7 ℃ 7月 / 17.2 ℃
6月 / 15.6 ℃ 8月 / 16.2 ℃
>> ストックホルム 今日の天気
通貨
・スウェーデン・クローナ(Krona)
・国際表示は SEK、値札表示は kr
・補助単位 オーレ (Ore) 1kr=100 Ore
・1スウェーデン・クローナ=1SEK = 約15円
(※2013年6月 現在)
>> スウェーデンの基本知識 もっと詳しく
スウェーデンの首都ストックホルムは、14の島から成る水の都。世界で最も美しい首都と称されています。
ストックホルム(Stockholm)の歴史は、13世紀半ばにガムラ・スタンに砦が築かれたところから始まります。
見どころは、何といっても旧市街ガムラ・スタンと、緑豊かなユールゴーデン島。中央駅から市バスや地下鉄に乗って、観光スポットを見て回ることができます。
北欧デザイン好きにおすすめなのが、ローゼンダール・ガーデンとシェップスホルメン島。そして、アスプルンドのストックホルム市立図書館と、世界遺産の森の墓地。
ストックホルム市外にあるグスタフスベリ陶器博物館も忘れてはいけません。
>> 在日スウェーデン大使館公認 観光情報サイト(日本語)はこちら
<2010 スウェーデンの旅>
ストックホルム1日目(月曜日)
▶【SASスカンジナビア航空】で、コペンハーゲン・カストラップ空港から、ストックホルム・アーランダ空港へ。21:25着。
・クラリオン・ホテル・サイン 宿泊
ストックホルム2日目(火曜日)
◯ ローゼンダール・トレードゴード
◯ ガムラ・スタン
◯ セーデルマルム
ストックホルム3日目(水曜日)
◯ ストックホルム市立図書館
◯ 現代美術館
◯ ヒョートリエット市場
◯ アーランダ空港
▶【SAS】で18:05発、コペンハーゲンへ出発。
スウェーデンの夏は美しい。でも、そのきらめくような季節はほんの3ヶ月だけ。長く寒い冬を迎える前に、スウェーデンの人々は太陽の光をたくさん浴びて、自然と抱き合うように夏を満喫します。
この国では、7月から8月にかけて多くの人が4〜6週間の夏休みを取り、郊外の島にある「別荘」サマーハウスで、家族とのんびり一夏を過ごすそうです。サマーハウスは、木造の小さな小屋で物もなく質素。電化製品もなるべく持ち込まないようにしているとか。日本の「別荘」とまるで違います。都心での便利な暮らしから離れ、夏の間ここで子供たちは生活の知恵を学び、森で遊び、動物や植物とのふれあいを楽しみます。
市全体の30%を公園や緑地帯が占めるストックホルム。ヨーロッパでも最も緑が多いこの都市には、いつでもピクニックに出かけるようなわくわくと、澄んだ空と湖のような透明感があります。
「北欧のヴェニス」と称えられるストックホルムは、郊外を含めると24,000もの島からなる群島の都。島から島へ、船に乗り、橋をつなぎ、この美しい街は形づくられています。
中世の古い街並みが残るガムラ・スタンから橋を渡れば、アーティストや文化人が好んで住むセーデルマルム。石畳の街だけでなく、ストックホルムには、おしゃれでスタイリッシュなスウェディッシュ・デザインがあふれています。
島の数ほどにちりばめられた、スウェーデンの美しさ。それは、人と自然の調和。文化遺産とモダンアートの調和でもあります。
「春の息吹」というか、「夏の息吹」を感じる、気持ちよいスウェーデンの旅。
治安の良さが世界最高レベルともいわれるこの国では、一つのものにとらわれず、自由でのびのびと島めぐりを楽しむことをおすすめします。
Sweden Tourism & Culture Center
2014年春にオープンした、スウェーデン観光文化センターのサイト(日本語)。観光情報が満載!
http://letsgo-sweden.com