
中央駅から南へ。ヴァーサ橋を渡ると、そこは中世の面影が残るストックホルム発祥の地、ガムラ・スタン(Gamla Stan)。
ガムラ(Gamla)とは「古い」、 スタン(Stan)とは「街」という意味で、その名の通り、この地区は13世紀に築かれたストックホルム旧市街。幅90センチの細い通りモーテン・トローツィグ・グレンや、石畳の小路を歩けば、たちまち中世にタイムトリップ!
目の前にはストックホルム最古の教会、大聖堂(Storkyrkan)が見えてきた。
□写真左/ 大広場に並ぶかわいらしい建物。アプリコットカラーのお店は人気のカフェ・コッペン(Kaffekoppen)
ストックホルム中心地とガムラ・スタンの間に浮かぶ小さな島、ヘランズホルメン島に建つスウェーデンの国会議事堂(Riksdagshuset)。20世紀の初めに建てられた石造りの重厚な建物。橋を渡って進めば、ガムラ・スタンの大聖堂や王宮(Kungliga Slottet)、ヴェステルロングガータン通りにつづきます。ヴァーサ橋からよりも、国会議事堂ルートの方が人気でした。小さな橋を渡る、もうそれだけで楽しいイベントです。
ガムラ・スタン中央部にあるストールトルゲット広場(Stortorget)は、赤や黄色のかわいくて細長い建物が並び、人気のカフェ・コッペン(Kaffekoppen) のテラスでは、みんな大きなお皿のオープンサンドをほおばっていました。周りにはストックホルム証券取引所やノーベル博物館(Nobelmuseet)が立っていて、博物館のカフェではノーベル賞授賞式の晩餐会で出される金のメダルがのったアイスクリームが食べられます! ちなみに、メダルはチョコだとか。