北欧フィーカ|はじめての北欧旅行・旅メモ2|北欧の旅 プランニング・準備 編|Scandinavian fika.

デンマーク・スウェーデン・フィンランド、北欧デザインの旅。

旅メモ 2 北欧の旅 プランニング・準備 編

北欧旅行は冬のオーロラツアーやクリスマスが人気ですが、あたたかくなる5月〜8月の夏がベストシーズン。旅行スケジュールは、短くて4泊6日。北欧を満喫したいなら、6泊8日〜8泊10日のツアーがおすすめ。 せっかくだから1カ国だけでなく、2カ国、3カ国と回りたいもの。
北欧の旅行会社はどこがおすすめ? デザインホテルの予約はとれる? マップや路線図はどこで入手できる?日本への電話のかけ方は? 日本への郵便はいくら? Wi-Fiは使える? お得なシティカードって? などのクエスチョンに答える旅メモ。

【追記】2010年の旅の基本情報を、フィンランドを加えた2013年度版に更新しました。

□写真上・左/ ヘルシンキの静かな住宅街にたたずむ、アアルトの自邸。

Finn Tour

フィンツアー

はじめての北欧旅行のぴったりなのが北欧専門の旅行会社フィンツアーです。ネットで調べたら、「北欧3ヵ国デザインを感じる旅」の評価がとても高くて。「北欧好き」の人たちが集まって、北欧の良さを知ってもらうために日々アイデアを練ってがんばっている、という点が、フィンツアーを選んだ理由です。
他社でも「北欧デザイン」ツアーはたくさんありますが、北欧専門の旅行会社というだけあって、やはりいちばん北欧の魅力が伝わってきたました。

 

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添乗員付きツアー「北欧3ヵ国デザインを感じる旅」は残念ながら休みが合わず……思い切って個人旅行「マイ・スカンジナビア/ストックホルム・コペンハーゲンの旅」に申し込みました。 担当してくださったフィンツアーのTさんは、旅行に関する細かな質問に、ひとつひとつ丁寧に答えてくれて、帰国後にお礼のメールを送ったら、「お帰りなさい!」とうれしい返事をいただきました。
自分にとってのはじめての北欧は、本当に素晴らしい旅でした。だから、フィンツアーはおすすめです!
もちろん、いろんな北欧の旅があると思うので、みなさんも自分にいちばん合ったプランやツアーを見つけて、北欧を満喫してください。

2013. update.

DESIGN HOTEL

デザインホテル

北欧好きの人なら、誰もが一度は泊まってみたいデザインホテルがあるはず。コペンハーゲンのラディソンSASロイヤルホテルや、ストックホルムのビリエル・ヤールなど。ベストシーズンの夏は観光客も多く、人気のホテルはすぐに満室になってしまうため、お早めのご予約を。
(写真/クラリオンホテル・サイン)

 

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コペンハーゲンでは、憧れのヤコブセンンのラディソンブルーロイヤルホテルに宿泊。街が一望できるお部屋で、ナイスビューでした◎
予約はフィンツアーさんにお願いしましたが、夏は人気と聞いていたので、満室の場合を考えて、いくつか候補を。

コペンハーゲン泊=1ラディソンSASブルーロイヤル、2インペリアル、3スクエア

ストックホルム泊=1クラリオンホテル・サイン、2ノルディック・シー

その他、サンクトペトリ(※コペンハーゲン)や、ビリエルヤールクラリオンホテル(※ストックホルム)も魅かれましたが、アクセスを考え、中央駅近くのホテルにしぼり込みました。出発1ヶ月半前でしたが、どちらも第1希望のホテルが取れて大満足でした!
【追記】ヘルシンキでは中央駅前のソコスホテル・ヴァークナに宿泊しました。部屋のテラスから街が一望できて、すごく良かったです。デザインホテルなら、やっぱりクラウスKに憧れます。

2013. update.

Tourist Information

ツーリスト・インフォメーション

空港、駅、観光案内所などでシティマップや路線図を入手できます。

コペンハーゲン、ストックホルムの観光案内所
コペンハーゲンとストックホルムでは、中央駅から歩いてすぐの観光案内所に行けば、ほとんどのガイドマップが手に入ります。コペンハーゲンカードやストックホルムカードも購入できます。
(写真/右=エストー路線図・時刻表、903=水上バスの時刻表、真ん中=コペンハーゲンシティマップ、左上=コペンハーゲンカードガイドブック)

ヘルシンキの観光案内所
ヘルシンキでは、エスプラナーディ通りの「バルト海の乙女の像」の前に観光案内所があります。ほとんどのガイドマップが手に入り、ヘルシンキカードも購入できます。


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個人旅行だったので、地下鉄やバス、トラムなどの公共交通機関をうまく利用できるか不安でしたが、北欧の路線図は日本よりもずっと分かりやすく、電車・バス・トラムのチケットも日本のスイカのようなトラベルカードを使えば乗車も簡単でした。
あとは、観光局などのサイトで事前に情報をチェックしておくことと、デンマーク語・スウェーデン語・フィンランド語で表示された目的地の駅・停留所などを確認しておけば、迷うことはありません。ガイドブックも、現地入手のマップと「地球の歩き方」かことりっぷ 北欧があれば十分。スマホで Google Map が使えれば完璧です。

2013. update.

Telephone and Wi-Fi

電話と公共無線LAN

□ 日本への電話のかけ方
国際電話をかける場合はダイヤル直通 00です。 日本の市外局番の最初の0は取ります。
例えば東京 03-1234-5678 へ電話する場合、
00-81-3-1234-5678となります。

ホテルの部屋から電話をかけると、多くの場合、通話料のほかに手数料がかかり割高になるので、ロビーなどに設置されている公衆電話からかけるほうがお得です。クレジットカードでかけられる電話もあります。


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写真はスウェーデンの公衆電話。丸っこくてかわいらしいです。
旅行中はiPhoneを持って行ったので、公衆電話を使うことはありませんでした。万が一のトラブルにそなえ、海外でもつかえる携帯電話はマストアイテムです。

 

□ 公共無線LAN
コペンハーゲン、ストックホルム、ヘルシンキでは空港や街のレストランなどで公共無線LANが普及しています。ホテルには無料Wi-FIが使えるところが多く、パスワードもらってを滞在中ログインして使用します。

 

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北欧では公共無線LANは普及していますが、どの場所でつながるかわからなかったり、英語で表示されるネット接続の設定などが苦手な方もいると思いますので、日本の電話会社が提供している「海外パケ放題」などのサービスに事前に入っておく方が安心です。
ご家族や恋人や友人など複数で旅行される場合は、海外旅行用のWi-Fiルーターをレンタルして、ネットを共有するのがおすすめです。

2013. update.

Mail

郵便

□ 日本への航空郵便の料金

デンマークの郵便
ハガキと50グラムまでの封書ともに 13DKK。見えるところに「Prioritaire」と書きます。通常4~5日で到着。

スウェーデンの郵便
ハガキと20グラムまでの封書ともに 12SEK。見えるところに「Air Mail」と書くか、「PRIORITAIRE」のブルーのシールを貼ります。通常4~5日で到着。

フィンランドの郵便
ハガキと20グラムまでの封書ともに €0.80。見えるところに「Air Mail」と書きます。通常4~5日で到着。


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角笛と王冠がスウェーデン郵便局のシンボルマーク。ポスト(写真)は国旗と同じ黄色と水色の2つがあり、水色は市内へ送るもの、それ以外は黄色いポストへ。
デンマークはレトロな赤いポスト。フィンランドはオレンジとブルーの2つのポスト。北欧の郵便グッズはデザインがかわいいので、おみやげにも喜ばれます。

2013. update.

City card

シティカードとトラベルカード

コペンハーゲンカード
市内の公共交通機関(バス、電車、地下鉄、水上バス)と美術館・博物館が無料または割引になる、とってもお得な「コペンハーゲンカード」。24時間券、48時間券、72時間券、120時間券があり、観光案内所、ホテル、空港、駅などで購入できます。
・24時間/299DKK(※価格は2013年現在)

ストックホルムカード
市内の公共交通機関(バス、電車、地下鉄、トラム、フェリー)と美術館・博物館が無料または割引になる、とってもお得な「ストックホルムカード」。1日券、2日券、3日券、5日券があり、観光案内所で購入できます。
・1日券/495SEK (※価格は2013年現在)

ヘルシンキカード
市内の公共交通機関(バス、トラム、地下鉄、フェリー)と美術館・博物館が無料または割引になる、とってもお得な「ヘルシンキカード」。24時間券、48時間券、72時間券があり、観光案内所で購入できます。
・24時間/€ 38(※価格は2013年現在)

 

memo
コペンハーゲンでは、チボリ公園の向かいにある観光案内所で72時間のコペンハーゲンカードを購入しました。水上バスや郊外列車、ルイジアナ美術館なども無料になってお得です!
ストックホルムにも上記のシティカードがありますが、美術館をたくさんめぐる予定がなかったので、公共交通機関のみ無料になる72時間(230SEK)のトラベルカード(上の写真/ブルーのアクセスカード)を購入しました。バス、電車、地下鉄だけでなく、ガムラ・スタンとユールゴーデン島を結ぶフェリーも無料になり、中央駅前の観光案内所で販売しています。
ヘルシンキでも公共交通機関のみ無料になるデイチケット3日券(€ 14)を購入しました。(上の写真/アップルグリーンのカード。1日券/€ 7。※価格は2013年現在)トラム、バス、地下鉄だけでなく、スオメンリンナ要塞行きのフェリーも無料になります。

2013. update.

フィンツアー

Finn Tour

30年以上続く北欧専門の旅行会社フィンツアー。北欧やバルト三国、オーロラツアーが魅力。
http://www.nordic.co.jp

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