北欧フィーカ|スウェーデン・ストックホルムの旅|Welcome to my hometown! ようこそ、ストックホルムへ。|Scandinavian fika.

デンマーク・スウェーデン・フィンランド、北欧デザインの旅。

Welcome to my hometown! ようこそ、ストックホルムへ。

コペンハーゲン・カストラップを経由して、ストックホルム・アーランダ空港(Stockholm-Arlanda Airport)へ到着。ついに、森と湖の国スウェーデンにやって来た!
あの水色と黄色の十字の国旗。デンマークよりもひんやりと澄んだ空気。夜の9:30だというのに空はまだ明るい。 北のラップランド地方・キールナでは夏のあいだ日が沈まない白夜がつづくという。
空港からアーランダ・エクスプレスに飛び乗り、ストックホルム中央駅へ。

北欧の旅は、この美しい国、スウェーデンからはじまる。

 

□写真左/ ストックホルムのランドマーク、クララ教会(Klara Kyrka)


KEX

北国の少女

カストラップ空港でSASの小型機に乗り換え、約70分のフライト。夜の便だったせいか乗客も20名ほど。半分以上は空席で、日本人は自分ひとり。時差ぼけと緊張で体はぐったり。ストックホルムに着くまで、少しでも眠っておこうとまぶたを閉じると、どこからかクスクスと笑い声が……見ると、前の座席からひょっこり顔を出したブロンドの女の子が! 東洋人が珍しいのか、こちらが眠ろうとすると「Hej!(こんにちわ)」とちょっかいを出してくる。お人形のようなつぶらな瞳。か、かわゆい……。スウェーデン語で「ヘイ!」と返すと、ふふと笑って「KEX!」とチョコをくれた。北欧の空の上で、はじめて心を交わしてくれた少女。北国のあたたかいもてなしに感謝しなければ。

2010. update.

Welcome!

ウェルカム ボード

アーランダ空港(Stockholm-Arlanda Airport)に着陸し、SASを降りると、空港ゲートからスウェーデン出身のレジェンドたちが私たちを出迎えてくれます。グレタ・ガルボ、イングリット・バーグマン、ABBA……ウェルカムボードに「Welcome to my hometown!」や「Welcome back!」の言葉が。極東の小さな国から一人でやってきた私に、こんな盛大な歓迎が待っているとは!とにかくうれしくて、レジェンドたちに小さく会釈しました。
気づいたら、入国審査もなく出口へ。シェンゲン協定というのがあって、最初の国(デンマーク)で入国審査をすれば、他の北欧諸国で入国審査は必要ないとのこと。楽チンでいいです。

2010. update.

Arlanda Express

アーランダ・エクスプレス

アーランダ空港ターミナル5から、ストックホルム中央駅までのアクセスで最も早くてスムーズなのが、黄色い特急列車アーランダ・エクスプレス(Arlanda Express)。スウェーデン版の成田エクスプレスです。フィンツアーから往復チケットをもらっていたので、そのまま飛び込み乗車!直行で約20分、中央駅へ到着。座席も大きくて快適でした。
北欧の列車を利用してちょっと戸惑ったのが、ほとんど改札がないこと!いきなりホームで、すぐ乗車です。慌てて乗る前に、黄色い販売機でチケット購入を忘れずに。コペンハーゲンで車掌さんは見かけませんでしたが、アーランダ・エクスプレスはチケットチェックがあります。ちなみに、アーランダ・エクスプレスのチケットはかっこいい!イエロー&ブラックのデザインがGood! 帰国しても大事にとってあります。
>>アーランダエクスプレスについて詳しく

2010. update.

Stockholm Central

橋でつながった島、ストックホルム

中世の香りが漂う中央駅(Stockholm Central)の外観(写真)。ストックホルムだけでなく、北欧諸国の交通の拠点ともなっているスウェーデン最大のターミナルです。 周辺を歩けばすぐに美しい湖が広がり、この街が14の島からなる古都だと実感します。ストックとは丸太を、ホルムとは橋でつながれた島を意味するそう。橋をわたれば旧市街ガムラ・スタンや、シェップスホルメン島や、ユールゴーデン島に行けます。時間がたっぷりないと徒歩での移動は大変なので、バスやメトロをフル活用しましょう。

2010. update.

T-Centralen

中央駅と T-セントラーレン

中央駅は、コペンハーゲンやオスロまで走っているX2000鉄道やアーランダ・エクスプレスが到着するStockholm Central(写真)と、地下鉄の「T」のマークが目印の T-Centralen の2つがあります。市内観光は地下鉄とバスが便利です。メトロは東京メトロと変わらない感じで、自動改札があります。路線はT-Centralen を中心にグリーンライン、レッドライン、ブルーラインの3本にわかれていて、すごくわかりやすい! 市バスは、赤バスか青バス。路線図も赤と青に色分けされていて見やすく、中央駅(Stockholm Central)か、歩いてすぐのセルゲル広場(Sergels Torg)に行けば、観光地へ向かうほとんどのバスが通っています。

2010. update.

Visit Stockholm

ストックホルム・ツーリスト・センター

市内観光の前に、まずは中央駅前にあるストックホルム・ツーリスト・センター(Stockholm Tourist Center/観光案内所)でメトロ・バス・トラムの路線図が入ったシティマップをゲットしましょう。
【追記】2015年6月に訪れた時は、ストックホルム中央駅前の観光案内所はなくなっていました。中央駅の中に小さなインフォメーションと、セルゲル広場に観光案内所がありました。

ツーリスト・センターで公共交通機関が乗り放題になる、お得なトラベルカードも購入できます。日本の Suica や PASMO みたいに、改札でピッとやるアクセスカード。ブルーでかわいくて、愛着がわきます。24時間券/115SEK(※2013年現在)
公共交通機関+美術館・博物館などが入場無料になるストックホルムカードも販売しています。ユールゴーデン島にある北方民族博物館ヴァーサ号博物館スカンセン野外博物館などをまわるなら、こっちの方がお得かも。24時間券/495SEK(※2013年現在)
>> シティカードについて もっと詳しく

2015. update.

アーランダ・エクスプレス

Arlanda Express

アーランダ空港からストックホルム中央駅までを約20分結ぶ特急列車。
http://www.arlandaexpress.com

ストックホルム観光協会

Visit Stockholm

王冠が目印のストックホルム観光局のサイト(英語)。観光案内所は中央駅前にあります。
http://www.visitstockholm.com

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クラリオン・ホテル・サイン

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メトロアート

「世界一長い美術館」と称される地下鉄アート。セルゲル広場からヒョートリエット市場へ。 >>more

ストックホルム市立図書館

壮大な本のパノラマ。グンナール・アスプルンドの、ストックホルム市立図書館。 >>more