北欧フィーカ|スウェーデン映画。アストリッド・リンドグレーン原作の『なまいきチョルベンと水夫さん』|北欧映画|Scandinavian fika.

デンマーク・スウェーデン・フィンランド、北欧デザインの旅。

スウェーデン映画。リンドグレーン原作『なまいきチョルベンと水夫さん』

『長くつ下のピッピ』『ロッタちゃんシリーズ』に並ぶ
アストリッド・リンドグレーンの人気作が待望の日本劇場初公開!

世界中から愛されたスウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーン。誰でも必ず読んでいると言っても過言ではないほど沢山の名作を残したばかりか、世代を超えて愛され続けるキャラクターを多く生み出しました。「ピッピ」「ロッタ」「ローニャ」に並んでリンドグレーンが生んだ愛すべき少女。それが本作『なまいきチョルベンと水夫さん』のチョルベンです。ぽっちゃりした体型は貫録、愛嬌ともに十分。物おじしない性格で大人もやり込めてしまうほどの痛快さ。でも、その笑顔はとってもキュートで、何よりも愛犬の水夫さんとウミガラス島を愛している心やさしい少女なのです。ついにそのチョルベンが日本にやってきます!ちょっと変わった名前と共に一度見たら絶対に忘れられない強烈なキャラクターで日本でも多くの人を魅了することでしょう。

2014年7月19日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!
映画「なまいきチョルベンと水夫さん」公式サイト・予告編
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□ 配給・宣伝/ クレストインターナショナル

Tjorven, Batsman och Moses

天然100% ウミガラス島 生まれです

北欧のヴェニスと呼ばれるストックホルムをはじめ、スウェーデンは群島が集まってできた国。映画の舞台となるウミガラス島は架空の島。ストックホルムに住む人々が気軽に訪れるリゾート地のヴァックスホルム島で撮影されました。自然が手つかずに残っているこの島にはカラフルなサマーハウスが並び、人々は昼には燦々と降りそそぐ太陽を浴び、美しい白夜には焚き火をたいてバーベキューをしたり、大人も子供も短い夏を満喫します。
ウミガラス島で生まれ育った天然100%の少女が本作の主人公、チョルベン。島の主のような存在です。休みになると島に住むおじいさんを訪ねてやってくるチョルベンの妹分、スティーナ。そして別荘でひと夏を過ごすメルケル一家の3兄弟の末っ子ペッレに、母親代わりの美しい長女マーリン。夏の間、誰にとってもパラダイスのようなこの島は特別な場所になるのです。
本作は、もとはリンドグレーンが脚本を書いた13本からなるテレビシリーズから生まれた原作本『わたしたちの島で』(岩波書店刊)の中から印象的なエピソードを抽出し映画化されたもの。スウェーデンでは空前のヒットとなり、劇場版もその後毎年続編が製作される人気シリーズとなりました。注目したいのはサマーハウスの温かみと洗練さを兼ね備えたインテリア。北欧デザインをけん引するスウェーデンのシンプルで心地よい生活スタイルは、お手本にしたいほど新鮮です。また子供たちのファッションのおしゃれな色使いなど色あせない魅力が満載。デジタル修正版でスウェーデンの春から夏の美しさが見事に映し出されます。

<公式サイトより>
2014.7. update.

STORY

ぽっちゃりチョルベン、ひと夏の大作戦

ぽっちゃりチョルベン、すきっ歯スティーナ、わんぱくペッレが仕掛ける、ひと夏の大作戦。
のどかで美しいウミガラス島で巻き起こる、ハートフルストーリー。


ここはスウェーデン、避暑地のウミガラス島。大きな笑顔と大きなおしり、ときに大人もたじたじとなる少女らしからぬ少女チョルベンは、愛犬"水夫さん"といつも一緒。
ある日チョルベンは、漁師からアザラシの赤ちゃんをもらいます。モーセと名付けたそのアザラシを、友だちのスティーナやペッレと一緒に飼い始めますが、モーセに夢中のご主人様に愛犬の水夫さんは寂しそう。そんなとき、一度はチョルベンにあげたアザラシが高値で売れると知った漁師は、チョルベンたちから奪い返そうとし、さらには水夫さんがある事件に巻き込まれ……。
はたしてチョルベンたちはアザラシの赤ちゃんを守り、水夫さんを救うことができるのでしょうか?!


監督:オッレ・ヘルボム
脚本:アストリッド・リンドグレーン
原作:アストリッド・リンドグレーン著
   「わたしたちの島で」(岩波書店刊)
製作:オッレ・ノルデマール
撮影:カッレ・ベルイホルム
   1964年/スウェーデン語/92分
   /デジタル/ビスタ
後援:スウェーデン大使館
配給:クレストインターナショナル

<公式サイトより>
2014.7. update.

Astrid Lindgren

アストリッド・リンドグレーン

「子どもの本の女王」と言われるアストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgren)は、1907年11月14日、スウェーデン南西部、スモーランド地方田園地帯ヴィンメルビーの郊外ネースに生まれる。農園の管理をしていた父と働き者の母のもと、兄と妹二人という四人兄弟の長女として生を受け、スモーランドの自然の中、幸せな子供時代を過ごした。作品の多くがこの子供時代の豊かな生活そのものから生まれている。
1944年、アストリッドの作品を一手に出版することになるラーベン・オク・ショークレン社の一般公募に送った「ブリットーマリはただいま幸せ」が記念すべきデビュー作となる。翌1945年、風邪をひいて寝込んでいた長女カーリンに話して聞かせたお話をもとにした「長くつ下のピッピ」を刊行。出版当時、一軒家に住み学校にも行かない自由奔放な9歳の女の子の型破りな物語は、非道徳的として非難もされたが、大人の価値観を飛び越えた子供の夢や理想の世界がユーモアたっぷりに描かれたこの作品は、またたくまにスウェーデンの子供たちから圧倒的な人気を得た。その勢いは国内にとどまらず、現在に至るまで、世界中の子供から大人まで多くのひとの心を捉えている。1946年には「名探偵カッレくん」、1947年には「やかまし村の子供たち」、続いて次々と"ピッピ"の続編を執筆、リンドグレーンの名前は一躍世界中で知られるところとなった。
映画化された作品もラッセ・ハルストレム監督「やかまし村の子供たち」('86年)、ケン・アナキン監督「長くつ下のピッピの冒険物語」('87年)、ヨハンナ・ハルド監督「ロッタちゃん はじめてのおつかい」('93年)等多数に及ぶ。

<公式サイトより>
2014.7. update.

※映画の情報について

『なまいきチョルベンと水夫さん』の映画情報や予告編、上映劇場・スケジュールなどは、映画『なまいきチョルベンと水夫さん』公式サイトをご覧下さい。
http://www.suifusan.com
2014年7月19日より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!

Tack!!

今回、映画配給会社クレストインターナショナルさんよりお話をいただき、スウェーデン映画『なまいきチョルベンと水夫さん』のご紹介をさせていただくことになりました。とても光栄です。ありがとうございます!
スウェーデンを好きになったのは映画『やかまし村の子供たち』を観てからなので、こうしてリンドグレーンの作品をご紹介できることが嬉しくてたまりません!そして、なまいきチョルベンがパッケージになった、新宿伊勢丹の北欧お菓子「Fika」さんのクッキーセットも美味しそうでたまりません!

思ひ出のポストカード

映画「なまいきチョルベンと水夫さん」は「思ひ出のポストカード」にご協力いただきました >> more